メイプルストーリー桜サーバーで活動してた人のブログです。現在World of Tanksアジア鯖で活動してます。主にゲームとかラノベとかそこらへんをネタにしてると思われます。
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2012/12/24
12:24:00
久しぶりは気分を変えて続きから・・・





「今夜は『サンタクロース』ってやつが現れるらしいぜ」

そんなことを呟きながら箒から颯爽と飛び降りたのは霧雨魔理沙。

性懲りもなくこの博麗神社にたむろする人物の一人である。

わたし自身はこの神社が集会場みたいになるのは正直、嫌な気分ではある。

でも彼女を始め勝手に人が集まってくるのだから言うだけ無駄という気もする。

「それで?"さんたくろうす"って何よ?三田さんが苦労するのかしら?」

「なにをバカな事言ってるんだぜ?サンタクロースだよサンタクロース。

今夜から明日の明け方にかけて誰にも悟られずにプレゼントを枕元に置いていくらしいんだ」

そんなバカな話があるものか。

わたしがそうはっきりと告げるとそう来ると思っていたとばかりに楽しげに話しを続ける。

「それがな、外の世界では本当にそんな奴が暗躍しているらしいんだ」

ちょくちょくといらない話を挟む魔理沙の話を要約するとこうだ。

今夜はクリスマスイヴとかいう日でサンタクロースはその夜中にしか現れない。

子どもたちの枕元にその子が望む物を、もちろん家族にも気付かれずに置いていく。

そしてそういったことをするのが一年でも今日の夜だけだという事。

「そんな人いるわけないじゃない。慈善事業でももっと現実的な事をやるわ」

「えー、そんなに頭ごなしに決めつけるなよー。もしかしたら幻想郷にも来るかもしれないだろー」

まったく、わたしは雪かきで忙しいのだからもうちょっと時間を選んでもらいたい。

そう無言でアピールしだすとつまらなさそうに唇を突きだす。

そんな静かな時がしばらく進んだ時の事。

「ならわたくしがなってあげましょうか?」

どこからともなく現れたのは案の定八雲紫だった。

「なにそれ、またなんか企んでるの?」

この平和な時を崩すだけでも重罪だというのに。

何度でもいうがそんな超次元的な事をこなせるような生き物など存在しない。

たとえ紫ほどの力を持った妖怪でも難しいだろう。

「このわたくしに不可能はないのよ?」

…、この人の心を見透かしたような発言が毎回いただけない。

「はぁ…、そうね、紫ならできるかもね」

「えぇ、できるわ。ところで霊夢は何が欲しいかしら?」

早く帰ってほしい。

「霊夢は何が欲しいのかしら?」

ここまで来るとパワハラとかいうやつではないのか。

「わたしは見たこともないような魔導書がほしいんだぜ!」

魔理沙が紫に食いついている。

「叶うといいわね」

そんな心にも思ってない事を口に出しておく。

年明けに向けて雪かきが忙しいというのに、なんでこう集まる人たちは一切手伝おうとしないのか。

「そんなに雪かきしたって年明けに参拝客なんて来ないと思うわ」

なんでこう人が一番考えたくないことをわざわざ口に出すのか。

わかっててやってるとしか思えない。

「えぇ、そうね。でも万が一ってことがあるでしょう?備えあれば憂いなしよ」

そういうことにしておくわ、とすまし顔で返される。

こういうのが一番イラッとくる。

「あ、そういえばパチュリーに用事があったんだぜ。じゃあな、霊夢!」

どうせまた借りるという名目で盗んでいくのでしょう。

彼女も大変ね。

「盗むとは心外だぜ。わたしはただ借りてるだけだぜ」

そういうことにしておくわ。

「じゃあ霊夢、わたしもやることがあるからこれでお暇するわ。今夜サンタが来るといいわね」

そんな人物など居ないと言っているのに、なぜこうも信じたがるのか。

二人が去ると神社の境内にはまたわたし一人になる。

祭りの後の何とも言えない寂しさと例えるべきか。

まあ素直に言うなら一人はやっぱり少し寂しい気もする。

かといって普段からうるさい中にいると静かな時間に耐えれなくなる気もするから、これでいい気もする。

上を見上げると太陽もかなり低い位置まで来ている。

いつの間にか夕方になっていたようだ。

「冬はやっぱり日が短いわね」

誰に言うでもなくつぶやく。

所謂独り言ってやつね。

道具をしまい、神社の中へ戻りお茶をすする。

温かい液体がのどを通って、体を温めてくれる。

この時間が一番落ち着く。

晩御飯は何を作ろうかしら。

「霊夢ー、晩御飯はまだか?」

「あなたは自分の家があるでしょう…」

まぁ、よくある事なのでもう文句を言う気にもなれない。

その後は特にすることもなく、ご飯を食べたら魔理沙を家に帰し寝ることにした。

翌朝。

なぜか魔理沙にたたき起こされた。

珍しいこともあるものね。

「なによ朝っぱらから…うるさいわね…」

「枕元を見ろよ!霊夢!」

……。

…。

「魔理沙、これは夢かしら?」

そう尋ねた瞬間魔理沙に思いっきりビンタされた。

左のほっぺたが痛い。ひりひりする。

「これでまだ夢だって思うのか?」

えぇ、そうね、夢じゃないわ。

とりあえずお礼に一発左ほほをぶたせてもらった。

そこにはしばらく生活に困らないようなお金が置いてあったのだ。

それも、幻想郷で使える通貨だ。

「わたしの枕元にはこんな見たこともないような魔導書がたくさんあったんだぜ!」

目を輝かせてうれしそうに語る魔理沙の顔を見ていると、なぜかこっちの頬までゆるんでくる。

そうね、こんな気分が味わえるのなら"さんたくろうす"とか言う存在も悪くないかな。

でもわかってる、こんなことができるのは紫だけだって。

そう感付いてはいても目の前ではしゃぐ魔理沙を見ているとそんなことどうでもよくなってくる。

紫の事だから幻想郷にすむ人々にこんなことをしたのでしょう。

「ねえ魔理沙。ほかの人のところにもサンタさんが来たか確認してみましょう?」

「いいな!もちろん行くぜ!」

たまにはこんな一日も悪くないかもしれないと思った。
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コメント
No title
紫サンタのくれた魔導書がパチュリーの図書館のものという展開な予感・・・ッ!

雫│URL│2013/01/26(Sat)23:54:44│ 編集
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